ヨーロッパにてカウチサーフィンデビュー!感想を語ります。
こんにちは!
ヤマモトです。
8月半ばから1ヶ月ほどヨーロッパを周遊していました。
そんなときに時々使っていたのがカウチサーフィンというシステム。
今日は僕がカウチサーフィンを使ってみて実際に感じたことを忖度なしで語っていきたいと思いやす。
基本的な使い方や説明はググれば出てくるので、ここでは個人的な感想や使い方のコツ、メリットやデメリットを多めに語って行きます。
「基本的な使い方は知ってるよ」って人は「僕の検索の仕方」まで飛ばしてもらっておけです。
カウチサーフィンとは
カウチサーフィン (The CouchSurfing Project) は、インターネット上の無料国際ホスピタリティー・コミュニティーであり、現在世界で最も大きなホスピタリティー・エクスチェンジ・ネットワークである。英語の「カウチ」(couch, 日本語で言うソファー)とサーフィンを併せた名称である。CSともいう。(ウィキペディアより引用)
簡単に説明すると、「旅先で、無料で泊めてくれる人を探すことが出来るサービス」のことです。
泊まるまでの流れ
宿泊したい場所を検索
行き先を destination のところに打ち込んで検索
一番上のホストを検索
フィルターのところで日にちやその他詳細設定ができます。
僕の検索の仕方
① 部屋は private
② Languages spoken は英語
③ Availability は accepting guest
④ Distance は5キロ
この辺は必ず固定して調べていました。
それからキーワード検索で Japan とか japanese と入れて検索すると親日の人や日本語学習者とかも出てくるからわりと受け入れてもらいやすいです。
僕は最初は Japan でキーワード検索して、人が見つからなさそうならキーワード指定はせずに使ってました。
調べるとホストが出てきます。
タッチするとその人のプロフィールが見れるので、その中の人から自分が合いそうな人にリクエストメッセージを送るというのが基本的な流れになります。
使い方の詳細はググれば出てくるのでググってください。
メリット
現地の人と交流できる
何と言ってもカウチの大目玉はこれに限ります。
むしろ「無料で泊まりたい」って気持ちが第一の人はカウチは使わないでください。
現地に住んでる人だからこそ知ってる地元の歴史や隠れスポット、そういうのを教えてくれる人を簡単に見つけることができるのはカウチならでは。
バルセロナのホストは5日間毎日どこかしら連れて行ってくれてカタロニア独立について熱く語ってくれたし、ブリュッセルのホストはホストの友人も交えて行きつけのバーに連れて行ってくれました。
「ローカルを知る」
これが一番のメリットと言えるでしょう。
英語の勉強になる
ホストとの会話は基本的には英語。
世界共通言語ですからね。
バルセロナのホストとは5日間毎日一緒にいたのですが、4ヶ月間カナダ留学してたとき以上に英語使っていましたw
やっぱり実際に海外の人と喋るのが英語力向上には一番です。
お金を節約できる
宿泊費
「無料ホステル」として使うのはもちろんダメですが宿泊費が無料なのは事実だし、大きなメリット。
ヨーロッパは地域によっては1泊3000円以上するところもあるので宿代がかからないのはありがたいです。
食費
さらに多くのホストはご飯作ったりしてくれるので食費も節約できちゃいます。
一緒にご飯に行ったら少し奢ってもらうこともあったのでそういう面でも食費は節約できます。
交通費
これはホストにもよると思いますが、どちらのホストも回数券が余ってるとかで譲ってもらいました。
ヨーロッパは公共交通機関が発達しており日本より安い場合も多くありますが、それでも毎回交通費を払わなくていいから節約できます。
デメリット
リクエストを送っても却下されることも多い
「これでヨーロッパではカウチ使いまくるぞー!」と意気込んでいましたが、思った以上にマッチしない。
気に入ったホストにメッセを送っても declined (拒否)の通知がくる毎日。
自分の時間が取れない
何回も言いますが、カウチはあくまで現地の人との交流を楽しむことが一番の目的になります。
バルセロナのホストとは5日間ずっと共に行動していたのですが、
「一人で行動したいな」「ぐーたらしたいな」
と思っても、ホストのバルセロナ愛が強すぎて毎日連れまわされました。
自分の思うように動けないのはデメリット。
一方ブリュッセルのホストは仕事が忙しくて毎日夜だけ一緒に過ごすパターンが多かったです。逆にこの時は「もう少し交流したかったな」と思いました。
使い方のコツ
メリットとデメリット、両方書きましたが総じて僕はカウチめちゃくちゃオススメします。
個人的に「もっとこうしておけば」とか「こうすればよかったんじゃない?」ってこともあるので綴っていきます。
リクエストは余裕を持って送るべし
僕は毎回2、3日前とかに送っていましたが、かなりギリギリです。
(それでバルセロナで5泊6日リクエスト通ったから奇跡に近い)
ホストにも当然都合や予定はあるので、遅くとも1週間前とかがベストではないでしょうか。
行き先と日付をすぐに決めれる人はできるだけ早くリクエストを送ることをオススメします。
カウチ使いまくるぞーって人は最初に課金しちゃえ
カウチは無料で使えますが、実は課金システムがあります。
年会費が約6000円くらい。
有料会員になるとメッセージが送り放題になります。
(無料会員やと1週間に10件しか送れない)
それと有料会員の方がマッチしやすいです。
だって、金払ってる人と払ってない人、どちらが信頼できるかって言われたらそりゃ前者やん?
「6000円って高いな…」
って思われるかもしれませんが、上記に挙げたメリットと何回も使うことを考えれば最高の初期投資と言えるでしょう。
リクエストを送る時はホストのプロフを読み込むべし
相手がどんな人なのか、プロフを見て確認しましょう。
「この人とならこんな話ができる!したい!」
「この人と〇〇一緒にしたい!」
「考え方がすごく好き!」
など、「その人と一緒に過ごしたい」という気持ちをしっかり文にして伝えましょう。
それと、ホストの中にはゲイの方や裸族の方もいらっしゃります。
そういう人たちを差別してはいけませんが、聞いた話によると「裸族のゲイと同じベットで一晩過ごした」という人もいるので少々警戒してしまいます。
実際何もなかったらしいですが…
ホストに自分のしたいことを伝えよう
リクエストの際には自分の行きたいところや食べたいものは事前に伝えておくとスムーズにやり取りできるし、ホストも予定が立てやすくなります。
僕はグーグルマップにまとめてある「行きたいところリスト」を見せてました。
キーワード検索で ‘Japan’ を入れると親日の外国人を見つけられる?
上述しましたが、親日の人だと興味を持ってもらいやすいのでキーワード検索で ‘japan’ を入れるのはホストを見つけるには有効です。
日本語勉強中の人とかだと英語がイマイチでもワンチャンあるんじゃないでしょうか。知らんけど。
upcoming travel に自分の旅程を書き込もう
これは以外と知らない人が多かったのですが、ダッシュボードの下の方に upcoming travel という欄があります。
見ての通り自分の旅程を書き込むことができます。
ここに書いておくと向こうから「あなたをホストしたい!」というオファーが来ることも!!
残念ながらこの方は事情があってお断りしてしまいましたが、向こうからお誘いが来るとリクエストを送る手間も省けて一石二鳥!
ロケーションを確認しておこう
ホストのプロフの my home の下の方に public transportation という欄があり、そこでは最寄駅を記載します。
記載していない人もいますが、書いてる人は確認しておきましょう。
僕の友人はいざホストの家に行くと駅から遠すぎて観光地に行くまで一苦労、ということもあったので…
最後に
メリットデメリット、あると思いますがカウチは本当にオススメです。
ですがあくまでも現地の人との交流を楽しむのが目的なので、無料のホステル代わりに使うものじゃありません。
現地の方との交流を通して、その土地のディープな部分を知り、英語力を高めることができる。
そういったことを第一の目的にできる人は是非使って見てください!
あなたの旅はよりエモくなりますよ!